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明日、統一地方選挙(44道府県議会議員･17政令市会議員)が告示されます。
お世話になった方々や知り合いも出馬されるので気になる反面、東日本で被災されている方々の事を思うと 何故この時期に選挙をするのかと疑問に思います。
被災者･被災地を配慮して選挙運動もあまり出来ない状況で、立候補者の方々の政策も聴けません。 それなのに、来週には投票日です。
ただ、被災者･被災地支援を増税の道具にはだけは利用しないで欲しいです。 私は、支援は支援、増税は増税、別物だと思っています。

本日、社会福祉協議会の方と懇談する機会がありました。
懇談中、私は何が出来るのかなと想像していたら、私はそんな空気を醸し出していたみたいで、 先方の方が、「嶋谷さん！、多くの方が希望されるボランティア活動って何だと思います？」って質問されました。 答えは、『炊き出し』だそうです。「へぇー」って言う思いと、「なるほど」って言う思いが交錯しました。
私も阪神大震災を経験しましたが、今回の被災者の気持ちに本当の意味で『共感』する事が出来るのか？って自問しました。
私は、当時、家族も家も仕事も失わなかった。そんな私が、多くを失った方々の気持ちを理解出来るかなんて･･･
私の答えは、私が出来る事ではなく、被災地や被災者から依頼された事を精一杯する事だと思いました。

この1月〜3月のクールで、私が知る限りで3本の心理学系ドラマが放送されています。
『CONTROL〜犯罪心理捜査〜』（フジテレビ系・火曜日）、『ホンボシ〜心理特捜事件簿〜』（テレビ朝日系・木曜日）、『Dr.伊良部一郎』（テレビ朝日系・日曜日） が、その3本です。
それだけ、現代の渾沌とした状況にあって、心理学に注目が向けられているのかと思ってしまいます。
ただ、『CONTROL〜犯罪心理捜査〜』と『ホンボシ〜心理特捜事件簿〜』は刑事ドラマですが、昨年の行き過ぎた検察・警察事件があったので、 人間模様とソフトな？事件解決ドラマを意識したのかとも勘繰ってしまいました。
『Dr.伊良部一郎』は、直木賞作家・奥田英朗『イン・ザ・プール』・『空中ブランコ』・『町長選挙』の精神科医・伊良部シリーズのドラマ化作品ですが、 クライアントに対する治療方法が突拍子もなく見えて、でも、理に適っており、非常に楽しく見ています。
不況下でも刑事系と医療系のドラマは、ある程度、視聴率が取れると言われてます。
私としては、結構面白いと思ったので、好不況に関係なく早く続編を視聴出来る事を期待しています。

　　　　　 　　　　 　　　　

昨年の行政刷新会議の事業仕分け（第2回･･･4/23、第3回･･･10/27）で廃止と評価された、今月末でサービスが終了される様です。
キャリアマトリックスは、500種類以上の職業に関する各種情報を掲載していたり、適職検査や職業・適職検索等も装備されており、 老若男女を問わず、どの様な状況の方にも対応した素晴らしいサイトです。また、求職者だけでなく、雇用主やキャリア・ コンサルタント向けのサイトも用意されており、インターネットの接続環境があれば誰もが閲覧・検索等が出来る非常に優れた ポータルサイトです。
学生や離職者が、自分に適した職を見付けるには、求人情報誌やサイト、ハローワーク、人材バンクだけでは厳しいものがあると私は思います。
私達が知っている職業は、沢山ある中のほんの一部だと思います。知っていても勘違いして理解している職業も沢山あると思います。 夢や目標があって職業・職種が決まっているのであれば問題ありませんが、そうでないならば、より多くの職業を知り、その中から、 より自分に適した職業や希望する職業を選んだ方が、私はいいと思います。
私も、大学4回生の就職活動の時迄、システムエンジニアと言う職種は理系の職種と思っていました。しかし、システムエンジニアは、 お客様の所に行き、お客様の要望を聴き、それを踏まえ、より良い提案を行い、システム設計を行う職種で、営業担当の方と同様に折衝能力が 必要とされるもので、営業希望だった私は希望職種に追加しました。
私達は、ついついスキーマ（過去の知識・経験等）で物事を判断してしまいます。企業毎に職種の呼び名は異なるので一概には言えませんが、 より多くの職業や適職を知る事が、職業のミスマッチを防ぐ第一歩だと思いますので、「キャリアマトリックス」が廃止されるのは残念でしかたありません。